QlikView9でデータベース接続
QlikViewのサンプルを見てみると、まず美しさに惹かれます。
実際、使ってなんぼのものですから表示させる内容によるのですが、はじめに何をしていいのかわかりません。ここでは、QlikViewでOracleに接続し表を表示するまで記録したいと思います。
最初に[ファイル] - [新規作成]をクリックします。
データベースからデータを取得するため、ロードスクリプトを作成します。
ツールバーのロードスクリプトの編集ボタンをクリックするか[ファイル] - [ロードスクリプトの編集]をクリックします。
表示対象となるデータの取得は、このロードスクリプトに定義していきます。
ここでは、Oracleを対象としているのでOracleへ接続できるよう設定していきます。画面下のデータタブにある接続ボタンをクリックします。
データリンクプロパティダイアログが表示されるので、Oracleに接続するための設定を行います。
OLE DBまたはODBCを選択します。次に接続文字列(データソース名,ユーザー名,パスワード)を設定します。
以上でデータベースへ接続するためのスクリプトが生成されます。
次に表示するテーブルを定義します。画面下のデータタブにある選択ボタンをクリックします。
SQL文の作成ダイアログが表示されるので、ここで対象となるテーブルを選択します。
ここでは、所有者を SYSTEM にしシノニムにチェックを入れデータベースのテーブルに DBA_USER を選択しました。
OKボタンをクリックすると、SQLステートメントとSELECT文が生成されます。
SQL SELECT *
FROM "SYSTEM"."DBA_USERS";
[ファイル] - [リロード]又はツールバーのリロードボタンをクリックし、データを読み込みます。
データの読み込み(ロード)が終わると次の画面が表示されます。
リストボックス表示項目とありますが、抽出に使用したい項目をここで指定します。
ここでは、項目リストにあるNAMEをリストボックス表示項目へ追加しユーザー名のリストを作成します。
以上でデータベースへ接続しデータの取得ができることが確認できます。