[MDT] MDT で 展開した Windows 10 のキーボードレイアウトが英語配列(101/102)になってしまう事の対応(失敗)
MDT と WDS の組み合わせで展開した Windows 10 のキーボードレイアウトが英語配列(101/102)になっていました。応答ファイル(Unattend.xml)などにロケールを設定していますが、それらとは関係がないようです。
「SE の雑記 - WDS で Windows 8 を展開する際に日本語キーボードを設定する」を参考にさせていただき、 MDT で用意したインストールイメージを書き換えることで挑戦してみました。
が、失敗しました。
インストールイメージを 106 の日本語キーボードに設定する。
MDT で用意した展開用のインストールイメージがどのように設定されているか確認します。 イメージが操作できるよう install.wim をマウントします。次に「地域と言語サービス」を確認したいので Get-Intl オプションを指定し地域と言語の設定に関する情報を取得します。
c:\> mkdir d:mount
c:\> dism /Mount-Wim /WimFile:"D:\DeploymentShare\Operating Systems\Windows 10 Pro x64\sources\install.wim"
/index:1 /MountDir:d:mount
c:\> dism /Image:d:mount /Get-Intl
キーボードがインストールされていないことが確認できます。
そこで、次のコマンドを実行して 106/109 キーボードに変更します。
c:\> dism /Image:D:mount /Set-LayeredDriver:6
Set-LayeredDriver オプションの引数には、使用したいキーボードの種類に応じた番号を指定します。
- PC を指定します]、[AT 拡張キーボード (101/102 キー)。
- 韓国語の PC を指定します]、[101 キー互換性のあるキーボード/MS Natural Keyboard (種類 1) にします。
- 韓国語の PC を指定します]、[101 キー互換性のあるキーボード/MS Natural Keyboard (種類 2) にします。
- 韓国語の PC を指定します]、[101 キー互換性のあるキーボード/MS Natural Keyboard (タイプ 3) にします。
- 韓国語のキーボードを指定します (103/106 キー)。
- 日本語キーボード (106/109 キー) を指定します。
設定後、 Get-Intl オプションを実行すると 日本語キーボード (106/109) に設定されていることが確認できます。
最後に変更した内容をコミットしてイメージをアンマウントします。
c:\> dism /Unmount-Wim /mountdir:D:mount /commit
設定変更したイメージを展開してみましたが、101/102 キーボードのままでした。
引き続き調査したいと思います・・・。