グループポリシーを使って スクリーンセーバーによる画面ロック

メモ:  Category:windows

「ユーザーによる認証後に⼀定時間アクセスがない場合には、ユーザにーよる再アクセスがあるまで、スクリーンセーバー等に画⾯を切替えた上で、セッションをロックしたほうがよいですよ。」というセキュリティガイドラインに対応するため、グループポリシーを使って画面ロックを強制します。

このポリシーを適用するには、次の 3 つをセットで設定する必要があります。

  • スクリーン セーバーを有効にする
  • スクリーン セーバーをパスワードで保護する
  • スクリーン セーバーのタイムアウト

グループポリシーの設定

「ファイル名を指定して実行」に gpmc.msc と入力して「グループポリシーの管理」を起動します。

グループポリシーの管理を起動

表示された画面から「グループポリシーオブジェクト」を右クリックし、メニューから「新規」をクリックします。

グループポリシーオブジェクトの新規作成

作成するグループポリシーに任意の名前を設定して「OK」をクリックします。

グループポリシーオブジェクトに名前を設定

右ペインに追加されたグループポリシーオブジェクトを右クリックし、表示されたメニューから「編集」をクリックします。

グループポリシーオブジェクトの編集

「グループポリシー管理エディター」が表示されます。ポリシーの設定は、大きく分けて「コンピューターに対するポリシー設定」と「ユーザーに対するポリシー設定」になっています。

グループポリシー管理エディター起動

今回設定するポリシーはユーザーに対しての設定とするので、「ユーザーの構成」にある[管理用テンプレート] - [コントロールパネル] - [個人用設定]を選択します。

個人用設定の表示

右ペインの「スクリーン セーバーを有効にする」をダブルクリックし、表示されたダイアログの「有効」を選択します。

設定する3つのポリシー

同じように「スクリーン セーバーをパスワードで保護する」をダブルクリックし、表示されたダイアログの「有効」を選択します。

3 つ目は「スクリーン セーバーのタイムアウト」をダブルクリックし、「有効」を選択後スクリーンセーバーが起動するまでの時間を設定します。

任意の時間を設定します。2015 年ごろの資料では、15 分以下に設定することが推奨されていたからかデフォルトは 15 分になっているようです。

スクリーン セーバーのタイムアウト時間を設定
スクリーンセーバーによる画面ロック設定完了

設定したグループポリシーオブジェクトを OU に紐付ければ設定は完了です。

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