Active Directoryの構成[Windows2000 Server]
Active Directoryの構成には、DNSが必須となっています。今回は、インストール途中でDNSサービスのインストールを行います。
ここでは、新規にActive Directoryを構成するための手順を記述します。
ネットワークの設定でDNSサーバーを自分自身に設定します。
Active Directoryのインストール
[スタート]からファイル名を指定して実行を選択し、dcpromo.exeを実行します。Active Directoryのインストールウィザードが起動します。
ドメインコントローラの種類を指定します。
新しいドメインのドメインコントローラを選択します。
ドメインの構成を行います。[ツリーまたは子ドメインの作成]
新規で構成を行うため、「新しいドメインツリーを作成」を選択します。
フォレストの設定を行います。[フォレストの作成または追加]
新規でドメインを構成するので、「ドメインツリーの新しいフォレストを作成」を選択します。
ドメイン名を設定します。[新しいドメイン名]
ここでは、bnote.netと指定します。プライベートネットワークの場合、bnote.localと指定します。
旧OS(Win9xやNT)との互換性維持のためNetBIOSドメイン名を設定します。[NetBIOSドメイン名]
ここでは、そのままBNOTEで設定します。
データベースとログの保存場所を指定します。[データベースとログの場所]
ここでは、デフォルトのまま指定しました。
共有システムボリュームの保存先を指定します。[共有システムボリューム]
DNSサーバーが見つからないため、インストールするよう言われます。
DNSサービスをインストールしDNSを構成します。
アクセス許可を設定します。古いクライアントは存在していないためWindows2000サーバーとのみ互換性があるアクセス許可を選択します。
後から変更も可能なようです。
ディレクトリサービスを復元する際に使用する管理者パスワードを設定します。
設定内容を確認します。
Active Directoryの構成が実行されます。
構成の途中でDNSサービスのインストールが行われます。
DNSのインストール完了後、ActiveDirectoryの構成が完了します。
DNSに逆引き参照ゾーンを設定
DNSに逆引き参照ゾーンを設定します。今回は、フォワーダの設定はしていません。
[コントロールパネル]の[管理ツール]から[DNS]を実行します。
逆引き参照ゾーンフォルダを右クリックし、新しいゾーンを追加します。
ゾーンの種類で「標準プライマリ」を選択します。
ネットワークIDにアドレスを設定します。
ゾーンファイルを指定します。
新しいゾーンの設定が完了します。
作成したゾーンにポインタを設定します。
作成した192.168.xxxのフォルダを右クリックし、[新しいポインタ]を選択します。
ホストIP、ホスト名に自分自身の設定を登録します。
以上、で設定が完了します。