Ubuntu Server 20.04 インストール
CentOS の代替に「 AlmaLinux 」「 Rocky Linux 」などいくつかのディストリビューションが候補として挙げられますが、 Debian を使っていたこともあり Ubuntu を第一候補として使っていきたいと思います。
とりあえず、 OS のインストールから記録していきます。
- Ubuntu 20.04.3 TLS
インストールイメージのダウンロード
Ubuntu のサイトから「Ubuntu Server 20.04.3 LTS」 iso ファイルをダウンロードします。
Ubuntu 20.04.3 TLS のインストール
ダウンロードした iso イメージファイルからブートし、インストールを開始します。
言語の選択
言語の設定を行います。 Server 版のインストールでは日本語が選択できないため「 English 」を選択して先へ進めます。
キーボードの設定
キーボードの設定画面に遷移するので、「Layout」と「Variant」に「Japanese」を設定します。
「Layout」と「Variant」の設定が終わったら、画面下部の「Done」選択して「Enter」キーを押下します。
ネットワークの設定
初期設定は、 DHCP になっているようですが、固定 IP にしたいので「 eth 」を選択し「 Edit IPv4 」を選択します。
「 IPv4 Method 」が「 Automatic (DHCP) 」になっているので、「 Manual 」 を選択します。
IPv4 の設定画面に遷移するので、環境に合わせて「 Subnet 」「 IP Address 」「 Gateway 」「DNS Server」の設定を行います。
設定が完了すると元の画面で、「 static 」という表示に変更されます。
プロキシの設定
プロキシサーバの設定が必要な場合は、「 Proxy address 」にプロキシサーバのアドレスを設定します。
必要ない場合は、そのまま「Done」を選択して進めます。
ミラーサーバの設定
パッケージなどをダウンロードしてくるミラーサーバを設定します。
ミラーサーバは自動的に近くのサーバーが初期値として設定されるので、そのまま進めます。
インストーラーのアップデート
インストーラーのアップデートを聞かれるので、「 Update to the new installer 」を選択しておきます。
ネットワークの設定が正しくできれいれば、ダウンロードが始まります。
ストレージの設定
Ubuntu Server のインストール先ディスクについて設定します。パーティションの設定や暗号化設定などをここで行います。
ここでは、デフォルトのまま進めます。
デフォルトの設定内容が表示されます。パーティションは、3 つ用意されるようで BIOS やら GPT がらみで必要な領域と boot 領域、論理ボリュームになるようです。
この辺りは、もう少し掘り下げていきたいところです。
インストールの開始
確認メッセージが表示されるので、問題なければ「 Continue 」を選択してインストールを開始します。
ユーザの作成
サーバー名の設定と初期ユーザーを作成します。
SSH サーバーのインストール
SSH サーバーのインストールを行うか聞かれるので、チェックを入れてインストールするようにしておきます。
「 Import SSH identity 」は、「 Github 」や「 Launchpad 」から SSH の公開鍵をインポートする場合に設定するのですが、ここでは使用しないので「 No 」を選択しています。
インストールするパッケージの選択
インストールしたいパッケージがある場合は、ここで選択します。
ここでは、 OS のみインストールするのでチェック無しで進めます。
インストール開始と完了
インストールが実行されます。完了すると「 Reboot 」と表示されるので、選択して再起動します。
iso イメージをマウントしてインストールしていたため、次のエラーが発生しました。
マウントを解除してあげれば、正常に再起動できます。
再起動するとログイン画面が表示されるので、インストール時に作成したユーザーでログインします。
以上で Ubuntu Server 20.04.3 TLS のインストールは完了です。