syslogにログを取る[Pear::Log]
Pear の Log(1.9.3) で syslog にログを取るには、ハンドラに syslog を指定します。
内部では、 openlog関数 と syslog関数 を使用しているため第二引数には、 openlog で指定する facility を指定します。指定する定数は、次のようになります。
定数 | 説明 |
---|---|
LOG_AUTH | セキュリティ/認証用メッセージ(定数LOG_AUTHPRIVが定義されているシステムでは、代わりにそれ を使用してください。 |
LOG_AUTHPRIV | セキュリティ/認証 メッセージ(プライベート) |
LOG_CRON | クロン デーモン(cron およびat) |
LOG_DAEMON | 他のシステムデーモン |
LOG_KERN | カーネルメッセージ |
LOG_LOCAL0 … LOG_LOCAL7 | ローカルでの使用のために確保 |
LOG_LPR | ラインプリンタサブシステム |
LOG_MAIL | メールサブシステム |
LOG_NEWS | USENET ニュース サブシステム |
LOG_SYSLOG | syslogd で内部的に生成されたメッセージ |
LOG_USER | 一般的なユーザーレベルのメッセージ |
LOG_UUCP | UUCP サブシステム |
openlog のオプションは、 LOG_PID が指定されています。
実際の使い方は、次のようになります。
require_once "Log.php";
$objLog = &Log::singleton('syslog', LOG_LOCAL0, 'ident');
$objLog->log("ログ出力です。",PEAR_LOG_DEBUG);