Amazonから簡単データ取得[Pear::Services_Amazon]

Pear にServices_Amazon(0.4.0)と呼ばれるWebサービスを容易に行えるパッケージがあります。 まだBeta版ですが、これは非常に便利です。

ここでは、 AmazonECS4 を対象に使い方を見てみます。このパッケージには、 Services_Amazon クラスと Services_AmazonECS4 クラスが含まれています。

ECSとは、 Amazon が提供しているサービス(Webサービス)でユーザ登録をすると Amazon の取扱商品の情報をいろいろな角度から取得することができます。

まず、 ItemLookup(AsinSearch) と呼ばれる、商品固有の番号(ItemId)を指定して商品の情報を 取得します。

<?php

require_once 'Services/AmazonECS4.php';

$objAmazon = new Services_AmazonECS4('【Subscription ID】', '【Associate ID】');

$objAmazon->setLocale('JP');
$options = array();
$options['ResponseGroup'] = 'Medium,Tracks';

$result = $objAmazon->ItemLookup('B000002BMV', $options);

if (PEAR::isError($result)) {
    echo $result->message;
} else {
    echo $result['Item']['ItemAttributes']['Title']."<br>";
    echo $result['Item']['ItemAttributes']['Artist']."<br>";
}
?>

Services_AmazonECS4 をインスタンス化する時、 Subscription ID と Associate ID を指定します。

ItemLookup関数 の第一引数に商品固有のIDを指定すると検索結果が配列で返されます。

$options[‘ResponseGroup’] は、取得したい内容によって変えます。とてもたくさんの種類があるので ECS4 のドキュメントが必要ですね。