ログモードの確認と変更方法
インポートの「 TRANSFORM 」パラメータでアーカイブログを作成しないようにできることを確認しましたが、ここでは根本的にデータベースにログモードを設定する方法を確認します。
データベースの運用がアーカイブログモードであるか確認する
運用されているデータベースがアーカイブログモードで運用されているか、そうでないかを確認するのに 2 つの方法があります。
1つ目は、データベースに関する情報を示す「 v$database 」動的パフォーマンスビューから次のように確認します。
SQL> select log_mode from v$database;
LOG_MODE
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ARCHIVELOG
もう一つの方法は、 sqlplus のコマンドで REDO ログ・ファイルに関する情報を表示する「 ARCHIVE LOG 」を sqlplus で使用します。( Oracle 11.2 の例)
SQL> ARCHIVE LOG LIST
データベース・ログ・モード アーカイブ・モード
自動アーカイブ 有効
アーカイブ先 USE_DB_RECOVERY_FILE_DEST
最も古いオンライン・ログ順序 11080
アーカイブする次のログ順序 11084
現行のログ順序 11084
アーカイブログモードに変更するには?
データベースを停止します。
SQL> conn / as sysdba
接続されました。
SQL> shutdown immediate
データベースがクローズされました。
データベースがディスマウントされました。
ORACLEインスタンスがシャットダウンされました。
必要に応じて初期化パラメータを設定します。その後、データベースを MOUNT モードで起動します。
SQL> start up mount
ORACLEインスタンスが起動しました。
Total System Global Area 1286066176 bytes
Fixed Size 2254864 bytes
Variable Size 989857776 bytes
Database Buffers 285212672 bytes
Redo Buffers 8740864 bytes
データベースがマウントされました。
データベースのログモードを変更します。
SQL> alter database archivelog;
データベースが変更されました。
データベースを OPEN します。
SQL> alter database open;
データベースが変更されました。
以上でログモードが変更されます。ノーアーカイブログに変更する場合は、「 alter database noarchivelog; 」とします。