Proftpdのインストール
2004/10/13時点での最新版を ftp://ftp.proftpd.org/distrib/source/proftpd-1.2.10.tar.bz2 から入手します。
最新版は、ProFTPDなどから入手します。
インストール
入手したアーカイブを/usr/local/srcに置き展開します。
# tar xvfj proftpd-1.2.10.tar.bz2
次に環境等を設定します。
インストール先を変更する場合は、–prefixを指定します。
コンフィグレーションファイルの場所を変更する場合は、–sysconfdirを指定します。
runtime state fileの場所を変更する場合は、–localstatedirを指定します。
パスワードの設定は、–enable-shadowを指定します。
# tar xvfj proftpd-1.2.10.tar.bz2
# cd proftpd-1.2.10
# ./configure --prefix=/usr --sysconfdir=/etc --localstatedir=/var --enable-shadow
# make
# su
password:
# make install
以上で、インストールは終わりです。
起動の設定
ProFTPDは単独でデーモンとして起動することができます。
グローバルアドレスが固定されていない場合は、inetdから起動することがいいようなのでinetdから起動します。 /etc/proftpd.conf の ServerType ディレクティブを standalone から inetd に書き換えます。
/etc/inetd.confに次の設定を追加します。
ftp stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.proftpd
wu-ftpdが動いているようであれば、wu-ftpdが起動しないようにinetd.confを編集します。
#ftp stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.ftpd -l -i -a
【2005.01.19】
TCPwrapperの設定を確認する必要がある場合もあります。
hosts.allow,hosts.denyの設定も確認します。
standaloneで起動する場合は、rc.localへ以下のように追加します。
if [ -x /usr/sbin/proftpd ]; then
echo -n ”Starting ProFTPD”
/usr/sbin/proftpd
fi
RedHatなどは、/etc/init.d/にスクリプトrc*.dにリンクと言った所でしょうか?