短く書けるショートコード
Hugo には、いくつかのタグなどをまとめて1行で書けるショートコードという機能が用意されています。このショートコードは、事前に用意されているの物や独自に用意したものが使えます。
ここでは、事前に用意されているショートコードを使って、ショートコードとは何者なのかを確認していきます。
画像を扱うショートコード
Markdown を使って画像表示を記述するには、次のように記述することができます。
![フォントハンドリング](http://www.bnote.net/kuro_box/img/font-conf.gif)
hugo を使って HTML を生成すると次のように変換されます。
<img src="http://www.bnote.net/kuro_box/img/font-conf.gif" alt="フォントハンドリング">
例えば、この画像を <figure> で括りたい時、 Markdown で記述しているファイルの中に <figure> と </figure> が必要になります。
<figure>
![フォントハンドリング](http://www.bnote.net/kuro_box/img/font-conf.gif)
</figure>
このタグを追加する作業を省略してくれるのがショートコードになります。
それでは、 Hugo に用意されているショートコード figure を使ってみます。
{{ < figure src="/kuro_box/font-conf.gif" title="フォントハンドリングに使うバックエンドの選択" > }}
生成される結果は、次のようになります。
<figure>
<img src="/kuro_box/font-conf.gif" />
<figcaption>
<h4>フォントハンドリングに使うバックエンドの選択</h4>
</figcaption>
</figure>
ショートコード figure には他にもパラメータが用意されており、それらを使うことで Markdown の記述を少ないコードで補うことができます。