ドラフトページの作成とHugo サーバーでの確認方法
ここでは、ドラフトとして記事を作成する方法と Hugo のローカルサーバーでドラフトも含めて確認する方法を見ていきます。未完成の記事にはフロントマター に、draft = true という記述することで、その記事はドラフト扱いとなります。
記事をドラフトとして保存する
Hugo では、完成した記事も未完成の記事も同じディレクトリに保存することができます。このため、なにも意識しないでページを生成すると完成したものも未完成なものも同じように出力されてしまいます。本来なら完成したもののみ出力したいので記事のフロントマターに、draft = true という記述することで、そのページはドラフトとして扱われ出力されないようになります。
フロントマターの形式はいくつかあるので使用している形式に合わせて追加します。
TOML 形式の場合
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draft = true
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本文
YAML 形式の場合
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draft: true
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本文
Hugo サーバでドラフトを確認する
LiveReload 機能を使いながら記事を確認したいなど Hugo のサーバを使いたい場合、デフォルトではドラフトとして作成された記事が表示されません。 ドラフトで作成した記事も出力するようにするには、次のオプション(–buildDrafts)を指定して実行する必要があります。
$ hugo server --watch --buildDrafts