書類の保管どうしてますか?(色々な技術)
データの保存について、磁気テープが進化しているとの情報をいただきもう少し調べてみると、いろんな言葉が生まれては消えるようでアーカイブストレージやらコールドストレージなる言葉に出会いました。
何を採用するか決まっていないのですが、 LTO や Archival Disc など古くて新しい方法を知ることができました。
コールドストレージ・アーカイブストレージ・(ニアラインストレージ)
コールドストレージとは、アクセスが低頻度となったデータのために、長期間、低コストで安全性に信頼性の高い状態で保管できるストレージソリューションです。
アーカイブストレージも大量のデータを安全かつ長期的に保管し再利用できることを目的としたストレージソリューションであり、コールドストレージと近いものがあるのではないかと思っています。
少し意味合いが違ってくるのではないかと思いますが、最近ではアクセス頻度は少なくても必要なときには即座にデータアクセスできる環境が望まれており、オンラインストレージとオフラインストレージ(テープや光学メディア等)の中間的な役割りを果たす記憶装置(ニアラインストレージ)なども出てきています。
LTFS ファイルシステム
LTFS(Linear Tape File System)は、OSのファイルシステムとしてLTOテープへの直観的なアクセスを可能にする技術だそうです。
LTO Ultrium5 規格から採用された機能で、ハードディスクやUSBメモリのように Windows のエクスプローラ等からコピー&ペーストで書き込みができ、容易で直感的なアクセス、管理、およびファイルの共有が可能になるそうです。
磁気テープの注意点
- LTFS は、テープにインデックス情報を書き込む為の領域を作成することでエクスプローラ等で扱うような環境を実現しています。インデックスを作成するため、保存するファイルが多くなると時間がかかり非効率な場合があります。
- LTO テープへのアクセスは原則シーケンシャルアクセス。
- LTFSは、ファイルの変更都度データを追記します。また、ファイルを削除してもマークされるだけで削除データが残ってしまいます。そのため、テープ内のファイルを変更する度に空き容量が減っていってしまいます。