CakePHPのインストール

PHPのフレームワークCakePHPをインストールしブラウザからindex.phpが参照できるまでの作業をします。 今回使用する環境は、次の構成とします。

  • Debian 4.0
  • Apache2.2.3
  • PHP5.2.0
  • MySQL5.0.32

CakePHPからCakePHP 1.1.19.6305をダウンロードし解凍します。

CakePHPでは、rewrite(Apache)を使用することを推奨しているので、CakePHPをインストールする前に Apacheの設定をします。

mod_rewriteを使用可能にする

mod_rewriteを有効にするため次のコマンドを実行します。

# a2enmod mod_rewrite

次に.htaccessを使用できるようにするため、AllowOverrideを次のように設定します。
(/etc/apache2/site-available/defaultのDirectoryディレクティブ内)

AllowOverride All

設定が終了したら、Apacheを再起動します。

# /etc/init.d/apache2 restart

関連:Apache2 : mod_rewrite の設定

CakePHPの配置

解凍したCakePHPをWebサーバに配置します。今回は、開発用にドキュメントルートにdevディレクトリを 作成し、そこに配置します。(http://Webサーバー/dev/)

DocumentRoot
  |
  |-- /dev/
      |
      |-- /app/     (作成するアプリケーション)
      |
      |-- /cake/    (CakePHP のコアライブラリ)
      |
      |-- /vendors/ (サードパーティ製ライブラリ)
      |
      |-- .htaccess
      |-- index.php

ブラウザからhttp://Webサーバー/dev/へアクセスするとrewriteの設定が正しく行われていれば 次のように表示されます。

CakePHPの初期画面

※正しく設定されていない場合、次のように表示されます。

CakePHPの初期画面(失敗)