キャッシュの制御[Pear::HTTP_Download]

PearHTTP_Downloadは、デフォルトでキャッシュを使うよう送出します。更新がない場合、 レスポンスコード304を返すようです。

HTTP_Downloadにキャッシュさせないようにするには、setCache()関数にfalseを指定 します。キャッシュを使えばレスポンスはよくなるので用途に合わせて考える必要が ありそうです。

送出されるヘッダは、次のようになります。(関係部分のみ)

Pragma: cache\r\n
Cache-Control: public, must-revalidate, max-age=0\r\n
x-sent-by: PEAR::HTTP::Download\r\n
Last-Modified: Tue, 22 Nov 2005 03:00:28 GMT\r\n
ETag: "cd72bd209680280f4ea57bb1292087b0--853169765"\r\n

キャッシュに関連するメンバ関数

setCache()
キャッシュの有効・無効を指定
setETag()
エンティティタグ。リソースの全体や一部を特定する固有値の指定
setCacheControl()
キャッシュを許可するかどうかやキャッシュの寿命を指定