TomcatのWebアプリケーションマネージャを設定(Tomcat8)

メモ:  Category:centos

Tomcatには、標準で「Manager Application」(Webアプリケーションマネージャー)という Webベースのアプリケーションがあります。 Manager Applicationには、次の機能が用意されています。

  • WebアプリケーションのWarファイルを指定したコンテキストパスでアップロードし、デプロイする。
  • サーバ上の任意のパスに配置したWebアプリケーションをデプロイする。
  • デプロイしたWebアプリケーションの状態を表示する。
  • デプロイしたWebアプリケーションを再起動する。
  • デプロイしたWebアプリケーションを削除する。

Webアプリケーションマネージャの設定

それでは、設定を行っていきます。 Tomcatをインストールしたディレクトリにあるconfディレクトに「tomcat-users.xml」というファイルがあります。 この「tomcat-users.xml」を次のように編集します。

<tomcat-users ...>
...省略...

<role rolename="manager-gui"/>
<user username="admin" password="pass" roles="manager-gui"/>
</tomcat-users>

ここでは、ユーザー名を「admin」、パスワードを「pass」と設定しています。 設定ファイルを保存したらTomcatを再起動します。 任意のブラウザーを起動し、アドレスに「http://localhost:8080/manager/html」と入力します。 認証画面が表示されるので、tomcat-users.xmlに設定したユーザーとパスワードを入力します。

ユーザー認証

ログインに成功すると「Tomcat Webアプリケーションマネージャ」画面が表示されます。

Tomcat Webアプリケーションマネージャ

正しく表示されれば設定は完了です。

bluenote by BBB