玄箱へインストールしたX WindowをWindowsで使う[Xvnc編]

X Windowをリモートから使うには、いくつかの方法があるようです。私が調べた範囲では、 Xming、X-Deep/32といったフリーのX Serverを使う方法とVNC(Xvnc)を使う方法があるようです。

ここでは、VNC(Xvnc)を使った方法でWindows上にX Windowを表示してみます。

インストールしたアプリケーションは、以下のものになります。

  • x-window-system (4.3.0.dfsg.1-14sarge1)
  • vncserver (3.3.7-7)
  • VNC Free Edition Viewer for Windows Version 4.1.2

Xvncについては、X-based VNC serverを参考にしております。

玄箱へX Windowとvncserverのインストール

玄箱へ最低限必要となりそうなX Windowとvncserverをインストールします。

# apt-get update
# apt-get install x-window-system vncserver
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
以下の特別パッケージがインストールされます:
  defoma fontconfig lbxproxy libdps1 libfontconfig1 libfreetype6 libice6 libpng12-0
  libsm6 libx11-6 libxaw7 libxcursor1 libxext6 libxft1 libxft2 libxi6 libxmu6 libxmuu1
  libxp6 libxpm4 libxrandr2 libxrender1 libxt6 libxtrap6 libxtst6 libxv1 menu proxymngr
  ttf-bitstream-vera twm vnc-common x-window-system-core xbase-clients xdm xfonts-100dpi
  xfonts-75dpi xfonts-base xfonts-scalable xfree86-common xfs xfwp xlibmesa-dri
  xlibmesa-gl xlibmesa-glu xlibs xlibs-data xnest xprint xprint-common xprt-xprintorg
  xserver-common xserver-xfree86 xterm xutils xvfb
提案パッケージ:
  defoma-doc psfontmgr x-ttcidfont-conf dfontmgr libfreetype6-dev gksu kdebase-bin sux
  xvncviewer vnc-java libglide3 configlet-frontends discover mdetect read-edid libglide2
  xfonts-cyrillic
推奨パッケージ:
  libft-perl
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  defoma fontconfig lbxproxy libdps1 libfontconfig1 libfreetype6 libice6 libpng12-0
  libsm6 libx11-6 libxaw7 libxcursor1 libxext6 libxft1 libxft2 libxi6 libxmu6 libxmuu1
  libxp6 libxpm4 libxrandr2 libxrender1 libxt6 libxtrap6 libxtst6 libxv1 menu proxymngr
  ttf-bitstream-vera twm vnc-common vncserver x-window-system x-window-system-core
  xbase-clients xdm xfonts-100dpi xfonts-75dpi xfonts-base xfonts-scalable
  xfree86-common xfs xfwp xlibmesa-dri xlibmesa-gl xlibmesa-glu xlibs xlibs-data xnest
  xprint xprint-common xprt-xprintorg xserver-common xserver-xfree86 xterm xutils xvfb
アップグレード: 0 個、新規インストール: 57 個、削除: 0 個、保留: 5 個。
44.2MB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に追加で 103MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか? [Y/n]

「Y」を選択するとxserver-xfree86の設定になります。デフォルトの設定でいいようですので とりあえず素直に設定してみました。

ビデオカードドライバーを聞かれるので「fbdev」を選択します。

ビデオカードのバス識別子

そのまま「Enter」を押します。

ビデオカードのバス識別子

「ビデオカードのバス識別子を入力して下さい」と聞かれます。そのまま「Enter」を押します。

XKB ルールセット

「XKB ルールセットを選んで下さい。」と聞かれるので、xfree86のまま「Enter」を押します。

確認

そのまま「Enter」を押します。

キーボードモデル

「キーボードモデルを選んで下さい。」 -> 「jp106」と入力します。

キーボードレイアウト

「キーボードレイアウトを選んで下さい。」 -> 「jp」と入力します。

キーボードバリアント

「キーボードバリアントを入力して下さい。」 -> そのまま「Enter」を押します。

キーボードオプション

「キーボードオプションを入力して下さい。」 -> そのまま「Enter」を押します。

マウスポート

「あなたのマウスポートを選択して下さい。」 -> とりあえず、そのまま「Enter」を押します。

マウスに最適の説明

「あなたのマウスに最適の説明があるエントリを選択して下さい。」 -> PS/2のまま「Enter」を押します。

LCD デバイス

「あなたのモニタは LCD デバイスですか?」 -> 素直に「いいえ」を選択します。

モニタ特性

「あなたのモニタ特性を選ぶ方法を選択してください。」 -> 「Advance」を選択します。

水平同期

「あなたのモニタの水平同期の幅を入力して下さい。」 -> そのまま「Enter」を押します。

垂直リフレッシュの範囲

「あなたのモニタの垂直リフレッシュの範囲を入力して下さい。」 -> そのまま「Enter」を押します。

ビデオモード

「X サーバで利用したいビデオモードを選択して下さい。」 -> 「1024x768,800x600,640x480」を選択します。

色深度

「使いたいデフォルトの色深度のビットを選択して下さい」 -> そのまま「Enter」を押します。

プリンタ解像度

「デフォルトでのプリンタ解像度について」 -> そのまま「Enter」を押します。

以上で、インストールが完了します。

vncserverの起動

VNCサーバを起動します。

# vncserver -geometry 1024x768 -depth 16

Password: 【vnc用パスワード】
Verify: 【パスワードの確認】

xauth:  creating new authority file /root/.Xauthority

New 'X' desktop is KURO-BOX:1

クライアント側 WindowsへRealVNCをインストール

RealVNCからWindows用Free Edition Viewer 4.1をダウンロードします。 (VNC Free Edition Viewer for Windows Version 4.1.2 Executable)

VNC Viewerは、ダウンロードしたEXEでそのまま実行できるので、任意のフォルダにダウンロードします。

玄箱のX WindowをWindows上で表示する

ダウンロードしたVNC Viewerを実行します。

VNC Viewerの起動

Serverに玄箱のIPアドレス又はホスト名とディスプレイ番号を指定します。

192.168.1.XXX:1
又は
KURO-BOX:1

パスワード入力

パスワードの入力を求められるので、玄箱で設定したVNC用のパスワードを入力します。

以上で基本となるX Windowが表示されます。後は、KDEやGNOMEといったウィンドウマネージャを インストールすること好みの環境が作れそうです。

玄箱のvncserverを終了する

X Windowを使う必要が無い場合、玄箱のvncserverを終了させます。vncseverを終了させるには 玄箱で次のように実行します。

# vncsever -kill :1