玄箱 を Debian 化する

以前、玄箱 を Debian 化しましたが、あれこれさわっているうちに環境も怪しくなってきたので 玄箱うぉううぉう♪で公開されている debian_2005_04_09_dist に入れ替えてみようと思います。

ここでは、玄箱のEM化(初期モード化)、debian_2005_04_09_dist のインストールを行います。

この作業は、ハードディスクを初期化します。必要なものがあれば、バックアップします。

EMモードと初期化

すでに Debian 化されている 玄箱 に debian_2005_04_09_dist をインストールするには、 玄箱うぉううぉう♪からwrite_ng.tgzをダウンロードして任意のディレクトリに展開します。

rootで玄箱にログインし次の方法のいづれかで玄箱をEMモードにします。 私の環境は、(1)でEMモードにしました。

(1) /dev/fl3があるなら以下のコマンドを実行します。

    # ./write_ng > /dev/fl3
    # reboot

(2) EMなユーザーランドを適当な場所にマウント、その中の/dev/fl3に対して実行します。

    # mount -t ext2 /dev/ram0 /cdrom
    # ./write_ng > /cdrom/dev/fl3
    # reboot

(3) デバイスファイルを作ってそれに対して実行します。

    # mknod /dev/fl3 b 250 3
    # ./write_ng > /dev/fl3
    # reboot

初期のユーザーとパスワードを覚えているわけも無く・・・しばらくマニュアルを・・・何とか探し EMモードの玄人箱にログインします。

EMモードになっているかどうかは、telnetしてKURO-BOX-EMと表示されるかで確認できます。

ログインできたら次のコマンドを実行してパーティションを再作成します。

# /sbin/mfdisk -e /dev/hda
# sh /sbin/mkfilesystem.sh

以上で初期化は完了します。

2006/08/10:追加[自己責任で]
上記のパターンでパーミッション関係のエラーが出た場合、fdiskなどでハードディスクを初期化しEMモードにします。

最終的な手段として背面の赤いボタンで初期状態にしfdiskなどでハードディスクを初期化しEMモードにします。

debian_2005_04_09_dist の インストール

玄箱うぉううぉう♪から debian_2005_04_09_dist.tgz をダウンロードして準備をしておきます。 玄箱 の /mnt2/share にftpを使用して debian_2005_04_09_dist.tgz アップロード(put) します。

telnetで 玄箱 にログインし /mnt に debian_2005_04_09_dist.tgz を展開します。

# cd /mnt
# tar zxvf /mnt2/share/debian_2005_04_09_dist.tgz

ネットワーク環境の設定

ネットワーク環境を自分の環境に合うように変更します。

ホスト名の変更

デフォルトではホスト名がKURO-BOXです。そのままでもいいのですが、/etc/hostnameを編集して 好みのホスト名に変更します。

hostsの設定

/mnt/etc/hostsを編集します。

192.168.***.*** KURO-BOX

ネットワークの設定

/mnt/etc/network/interfacesを編集しネットワーク環境を調整します。

address 192.168.***.***
network 192.168.***.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.***.255
gateway 192.168.***.***

アクセス制御の設定

/mnt/etc/hosts.allowを編集

ALL : 192.168.***.0/255.255.255.0
ALL : 127.0.0.1

DNSサーバの設定

/mnt/etc/resolv.confを編集

nameserver 192.168.***.***

ネットワーク環境の変更が終了したら、EMモードから抜けます。

echo -n 'OKOK' > /dev/fl3
reboot

又は

# /usr/bin/write_ok
reboot

rootのパスワード変更とユーザー設定

Debian 化された玄箱に telnet でログインします。 インストール後ログイン可能なユーザーは、tmp-kunのみになります。 ユーザー名:tmp-kun、パスワード:tmp-kunでログインします。

ログインしたらrootのパスワードを変更します。

[tmp-kun@KURO-BOX:]# su -
password: root
[root@KURO-BOX:]#
[root@KURO-BOX:]# passwd
Enter new UNIX password: (新しいパスワードを入力)
Retype new UNIX password: (同じものをもう一度入力)
passwd: password updated successfully
[root@KURO-BOX:]#

次に新規のユーザーを作成します。

[root@KURO-BOX:]# adduser hoge
Adding user hoge...
Adding new group hoge (1001).
Adding new user hoge (1001) with group hoge.
Creating home directory /home/hoge.
Copying files from /etc/skel
Enter new UNIX password: (新しいパスワードを入力)
Retype new UNIX password: (同じものをもう一度入力)
passwd: password updated successfully
Changing the user information for hoge
Enter the new value, or press return for the default
         Full Name []:
         Room Number []:
         Work Phone []:
         Home Phone []:
         Other []:
Is the information correct? [y/n] y

最後にtmp-kunユーザーを削除します。

[root@KURO-BOX:]# deluser --remove-home tmp-kun
Looking for files to backup/remove...
Removing files...
Removing user tmp-kun...
done.