GLAN Tankのexim4を設定する

GLAN Tankには、標準でexim4というMTA(Message Transfer Agent)が入っています。 Debianの標準が、eximのようです。

MTAは、他にもPostfixやqmail、Sendmailといったものもありますが、せっかくなので eximを使ってみます。

GLAN Tankのexim4を設定する

GLAN Tankの初期状態では、「landisk.spac…」などと設定されているので次のコマンドで 設定をしなおします。

# dpkg-reconfigure exim4-config

設定ファイルの構成

設定ファイルの構成を聞いてきます。

設定ファイルの分割

40個近くに分割されるというので、とりあえず「いいえ」を選択します。

MTAの使用方法

メールを外部へ送信する目的もあるので「インターネットサイト」を選択します。

MTAの使用方法

スマートホストは、別のメールサーバを経由させてメールの送受信する方法のようです。

ホスト名の設定

メールアドレスの@以降に付くホスト名を設定します。例えば、ddnsのホスト名など(hoge.orz.hm)

ホスト名の設定

スマートホストは、別のメールサーバを経由させてメールの送受信する方法のようです。

リスンするIPアドレスの設定

ローカルのみではないので、何も設定しません。

リスンするIPアドレスの設定

ローカルのみの場合は、127.0.0.1を設定します。

メールを受け取るドメイン名の設定

このサーバがメールを受け取るドメイン名を指定します。例えば、ddnsのドメイン名を指定します。(hoge.orz.hm)

リスンするIPアドレスの設定

メールをリレーするドメインの指定

メールをリレーしないので空にします。

メールをリレーするドメイン

メールをリレーするローカルマシンの指定

メールをリレーしないので空にします。

メールをリレーするローカルマシン

DNSクエリ数

「いいえ」を選択します。

メールをリレーするローカルマシン

システムアカウントへのメールのリダイレクト先を指定

rootやpostmasterなどのシステムアカウントへのメールをどのユーザーにリダイレクトするかを 指定します。ここでは、GLAN Tankで用意されている「admin」に設定してみます。

メールのリダイレクト先

ここまでで、基本的な設定は終了です。

exim4の設定ファイル

メールアドレスの@以降に付くホスト名は、次のファイルに設定されています。

/etc/mailname

メールを受け取るドメイン名の設定は、update-exim4.conf.confに設定されています。

dc_other_hostnames='hoge.orz.hm'

exim4の動作確認

mailコマンドを使ってメールの送信テストを行います。mailコマンドが無い場合、 先にインストールしておきます。(GLAN Tankにmailコマンドをインストール)

ローカルでのメール送受信

mailコマンドに送信先ユーザーを指定し、本文を入力後「.」ピリオドを入力します。

$ mail admin
Cc:
Subject: test
Hello!
.

adminユーザーでmailコマンドを実行し、メールが届いているかを確認します。

$ mail
…1 message 1 new

外部へメール送信

mailコマンドを使って外部へメールを送信してみます。外部へメール送信するには、mailコマンドに ホスト名も含めて実行します。

$ mail bnote@hoge.net
Cc:
Subject: test
Hello!
.

外部からメール送信

上記メールへ返信してみます。

$ mail bnote@hoge.net
Cc:
Subject: test
Hello!
.

/var/log/exim4/mainlogに「relay not permitted」とでて受信されなかったため メールを受け取るドメイン名にddnsで登録したホスト名を追加しました。

サーバー自体のホスト名を合わせておけば設定する必要は無いかもしれません。