解像度とは?(dpi,ppi)

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解像度とは、1インチ当たりいくつのピクセル(ドット)が入るかという密度になります。

単位 概要
dpi dots per inchの略で、1インチあたりのドット(点)の数を表します。ディスプレイの表示やプリンタの印刷の詳細さを示す解像度の単位です。
ppi pixcel per inchの略で、1インチあたりの画素数を表す単位です。ppiは、グラフィックソフトや液晶ディスプレイの表示密度を表す単位として使われます。

ディスプレイの解像度

ディスプレイの場合、解像度というとSXGA(1280×1024)やXGA(1024×768)といった、ディスプレイ上のドット数を表したものを呼びます。では、dpiでいう解像度は、どうでしょう。

例えば、17インチのモニタでXGAの場合、ディスプレイの対角線は1280ドットとなる1インチ当たりのドット数は約75となりディスプレイの解像度は、75dpiとなります。

画像(グラフィック)の解像度

画像の場合、方眼紙のマス目をイメージします。1マスの大きさが大きいほどカクカクの画像となり、1マスの大きさが小さいほど滑らかになります。この1マスの大きさが変わる事で1インチ当たりのピクセル(=マス)数が変わってきます。

bpiイメージ

例えば、200×200ピクセルのデータがあったとします。このデータを100dpiに設定すると1インチ当たり100個のピクセルに指定したことになるので印刷時の大きさは200÷100 = 2で2インチの正方形となります。同じデータを200dpiに設定すると1インチに200個のピクセルになるので印刷時の大きさは、1インチと小さくなります。

以上のことから、印刷サイズと解像度、画像サイズの関係は次のようになります。

印刷サイズ = 画像のピクセル数 ÷ 解像度(dpi)

ディスプレイの1ドットと画像データの1ピクセルは、等しく扱われます。通常、画像表示サイズ100%は1ドットに1ピクセルが表示されていることになります。

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